2008年10月3日金曜日

目薬のはなし

今日は目薬の使い方です。『目薬のつけ方?そんなの簡単!』とおっしゃる方も多いかと思いますが、目薬のつけ方って患者さんによって千差万別で、結構驚かされることがあります。眼科で出す1本の目薬にはだいたい5ccの量が入っていますが、極端な例では1本を1〜2日で使い切ってしまう人、1本を2〜3年くらい使う人、がいます。
前者の方は目薬で眼を洗っているのではないかと思ってしまいます。目薬は1回に1滴入れれば充分で、たくさんつけたから良いと言うものではありません。いくらたくさん入れても眼の容量はちょっぴりですから、ほとんどは瞼に流れてしまいます。もったいないですし(目薬の中には結構高価な目薬もあるのです。)、目薬の刺激で瞼が皮膚炎をおこしてしまうこともあります。
また、『目薬が無くなったから来た』と言って1〜2年ぶりに受診される方がいますが、そんなに前に出した目薬をず〜っと使っていたのかと本当に驚いてしまいます。ほとんどの目薬は開けてから1ヶ月以内で使うようにして下さい。開けてから何ヶ月も経つと、点眼瓶の中に細菌が繁殖していることがあります。目薬をつけているつもりが、逆にバイ菌を入れていることにもなりかねません。
それから、目薬はいくら家族の方の間でも使い回しはしないで下さい。目薬を介して病気がうつってしまうことがあります。仲の良い恋人どおしでも、目薬の貸し借りはしないで下さいね。