2008年4月19日土曜日

眼科医からのお願い

こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、患者さんの中にはとても診察しにくい人がいます。眼科の診察は目に光をあてることが多いので、とてもまぶしく、診察の時に全く目を開けてくれない患者さんがいるのです。目を開けてくれないことには、こちら眼科医としては商売になりません。トホホという訳です。そういう時にはどうするか?そう、むりやり瞼をこじ開けて診察するということになります。こんな暴力的なことはしたくないし、むりやり瞼をこじ開けて診察するのはかえって時間と手間がかかります。「頑張って目を開けて下さぁ〜い!」と怒鳴りながらの診察です。なんと野蛮なこと!瞼をむりやり開けると眼球はかえってキョロキョロと動き、逆に診察しにくいと言うジレンマに陥ります。診察しにくいとますます時間がかかり、患者さんはつらくなるのでますます目を開けてくれなくなり、、、、悪循環です。
昔、大学病院に勤務していた頃、外来の診療中に先輩の先生が大きな声で耳の遠い患者さんに叫んでいたことがありました。「○○さぁ〜ん、目を開けてくださいよぉ〜。眼科に来て目を開けないのはねぇ、床屋で帽子を脱がないのと同じですよぉ〜〜。頼むから目を開けてくださぁ〜〜い。」と。なるほど、うまいことを言うものです。
眼科医からのお願いです。眼科の診察の時はガンバッテ目を開けてください。まぶしいので少々つらいことは分かるのですが、協力していただければ診察も短時間で終わり、お互いに無駄な労力を使わなくても済むという訳です。